透ける時にも


随分昔の話ですが、女友達に「知り合った頃、白いシャツの下に黒のブラを着けているのを見てびっくりしたー!」というようなことを言われ、「えー!私そんなことしてないよー!」と返したのですが、すっかり忘れていたけれど、友達の言う通りだったことを思い出しました。
年齢を重ねても、好きなコーディネイトってあまり変わらないものですね。
あっ、でも出掛ける時は前は閉めますよ!

そうそう、ブラではあるのですが、単純にトップスとのコーディネイトの一部だと考えています。
あえてだからね、ということを伝えるために、透けてもセクシーになりすぎない、シンプルで主張しすぎないデザインであること、安っぽく見えない上質な素材を使用することも大事だと思いました。
そして、もちろん着け心地のよさも忘れずに。
もっともっとカップのラインを削って、アンダーのゴムも細くして、そうしたら素敵だとは思いますが、そうすると、バストが落ち着かなかったり、ゴムの当たりが強くなって不快になったり、体に痕が付きやすくなったり….
一目見て嬉しくなることと機能性を諦めないことのバランスがとても難しい反面、ちょうどよい落とし所を見つけられた時の喜びもひとしおです。
そんなわけで出来上がったのが、Triangle bra


unefig.のLong pantsに合わせ、Tie scarfはサッシュベルトのようにして、コーディネイトしてみました。
お腹の部分を帯で巻くようにして覆うと露出度が少なくなり、チャレンジしやすくなるような気がします。
これにさっとGownを羽織れば、身軽な春の装いの完成です。(秋もいける!)

2021.3.10