



とても美味しいお料理の温石さんの二階にギャラリーがあります。
*試着販売会時は温石さんの定休日となります。
靴を脱いで階段をお上がりください。
店主の真理子さんと一緒にお待ちしています。
「そのうへ」
2023.6.5
2023.6.3(土)-6(火)
13:00–18:00(土日は17:00まで)
unefig.アトリエ
東京都台東区蔵前4-20-10 宮内ビル4F
@unefig_japan
*基本的に予約制となりますが、直前でも構いませんので、お気軽にご連絡ください。
◯試着販売会
お近くの方、是非お出掛けください。
松本へ!
今週末開催の六九工藝祭にて「さる山」の中でunefig.シルバーシリーズを販売します。
このイベント限定のイヤーカフも作りました。
さる山は今回から単独での出店(以前はKiKUと合同)となり、デザイナーの猿山修選出の古物の販売の他、一緒にもの作りをしている猿竹工芸商會の皆さんが大分県竹田市から参加してくださいます。
そして、猿竹工芸商會のプロダクトと猿竹工芸商會の運営をしてくださっているオレクトロニカ選出の古物も並びます。
是非お立ち寄りください!
#六九工藝祭
2023.5.27-28
2012年に始まった六九クラフトストリートは10年の節目を迎え2022年から「六九工藝祭」として再出発しました。今年は新しい会場と新たな作り手が加わり、2回目の工藝祭が開催されます。
#六九工藝祭アーティストキュレーション
作家は作り手であるとともに、秀れた眼を持つ選者であり、独自の広いネットワークを持つ存在でもあります。そうした作家の独特な視点から生み出された展覧会空間を見てみたいという動機から、一作家を選び、その方には自らの個展ではなく、作り手らしいキュレーションによる展示をお願いすることにしました。これはアーティストの活動の背景やその可能性を探り、アーティストによる工芸キュレーションの環境を育んでいきたいと企画されたものです。本年はハタノワタルさんにその役を担っていただきます。(三谷龍二)
【Gallery】
①10cm(@10cm.matsumoto @ryumitani)/「うつわのそれから」展 三谷龍二
②Roundabout/Outbound(@kazutokobayashi)
③KiKU(@kiku_kanazawa)
・竹俣勇壱(@takemata_yuichi)
・杉田明彦(@sugita_akihiko)
・郡司庸久 慶子(@tsunehisa_keiko_gunji)
・富井貴志(@takashitomii)
・山野アンダーソン陽子(@yoko_yamano)
・角田淳(@matsubara.ryoma_tsunoda.jun)
④さる山(@conoide_saruyama)
・猿竹工芸商會(@sarutakekougeishoukai)
・オレクトロニカ(@olectronica)
⑤minä perhonen 松本店 (@mina_perhonen.jp)
⑥gallery yamahon(@gallery_yamahon)
⑦guú by kanam(@at_guu)/森岡成好・由利子展「工藝前夜」
⑧ハタノワタル/Oku2
・ハタノワタル(@hatanowataru @hatano_wataru_art)
・大橋史人(@fumicht_tempo.ac)
・津久井珠美(@tamamitsukui)
・石黒幹朗(@ishiguromikio)
・平間磨理夫(#平間磨理夫)
⑨m4Gallery(@maedamokugei @m4.furniture)
【Food】
クレアパ(@creapa_hirokotanaka)
オオヤコーヒ焙煎所(@kafekosen)
Portebonheur(@porte_bonheur_morishita)
そればな(@sorebana)
花果(@araiayaka)
草譯 (@kino___craft__gin)
和菓子 七草(@wagashinanakusa)
【会場】
森脇刃物店(#森脇刃物店)
高松屋(#高松屋)
ことの葉(@hanaya_kotonoha)
相模屋(#相模屋)
バンタム(#バンタム)
油三洋裁店(#油三洋裁店)
2023.5.25
マルチクロス受注会二日目。
クロスのサイズは幅220×丈285cmとかなり大きめですので、ベッド用シーツとしてお使いになる場合、一般的なセミダブル~ダブル(マットがかなり厚手でなければ◯)までお使いになれます。
タオルケットような軽めの掛け布団や敷布団用のシーツとして、ソファカバーやブランケットとしてお使いになる場合にはゆったり贅沢にお使い頂けます。
ふんわり柔らかでしっとりとしたシルクならではの肌触りのよさは特筆すべき点ですが、同時に、サテンに比べると光沢が控えめで、さっぱりとして質感も感じられるため、ムーディになりすぎません。
丈夫でしっかりとした生地で、洗濯機で洗えます。是非実際に手で触れてご覧ください。
“ becoming ”
release of multi cloth
2023.5.20(Sat.)–23(Tue.)
12:00–18:00
@ unefig.アトリエ
東京都台東区蔵前4-20-10 宮内ビル4F
*基本的に予約制となりますが、直前でも構いませんので、お気軽にご連絡ください。
2023.5.21
今週末より、新アイテム、マルチクロスの受注会が始まります。
私はサンプルをここ数ヶ月シーツとして使用していますが、とても気持ちがよく快適です。
冬は暖かく夏は涼しい、そして湿気を逃し乾きも早いので、寝汗をかいても、朝起きる時にはサラサラです。洗濯機でも洗え、シワも気になりませんので、ケアも楽です。
肌触りがとてもよいので寝ながらついスリスリしてしまいます(笑)
是非実物を手に取ってご覧ください。
基本的に予約制となりますが、直前でもご一報頂けましたら大丈夫ですので、どうぞお気軽に!
photos: Hiroko Matsubara
@hirokomatsubaraa
“ becoming ”
release of multi cloth
2023.5.20(Sat.)–23(Tue.)
12:00–18:00
@ unefig.アトリエ
東京都台東区蔵前4-20-10 宮内ビル4F
2023.5.18
愛媛、日常茶飯での試着販売会にお越しくださいました皆さま、ありがとうございました!
美味しいものを頂きながら、ゆっくりお一人お一人とお話してお選び頂け、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。
翌日には大洲まで連れて行って頂き、大人の遠足。
臥龍山荘では素晴らしい建築に目も心も洗われ、美しい川を眺めながら新緑に囲まれて、贅沢気分。
梶田商店さんでは、醤油を入り口に、食べることの奥深さ、大切さ、そしてもの作りへの情熱を大いに感じ、よいものを長く作っていくには、やはり、一歩一歩地道に、しかないなと再確認したのでした。
今週末には蔵前のアトリエでマルチクロスの受注会が始まります。
“ becoming ”
release of multi cloth
2023.5.20(Sat.)–23(Tue.)
12:00–18:00
@ unefig.アトリエ
東京都台東区蔵前4-20-10 宮内ビル4F
店舗物件ではない事情もあり、予約制とさせて頂きます。
お手数ですが、ウェブサイトのcontactよりメールにて、他普段やり取りのあるメールやLINE、メッセンジャーやDMからでも構いませんので、ご希望の日時をご連絡ください。
https://www.unefig.com
2023.5.17
本日より!
愛媛での試着販売会を二日間開催します。
@5works の京子さんが聡子さんのお庭から摘んだグリーンを美しく活けてくれました。
◯日常茶飯
2023.5.14(日),15(月)
11:00-18:00(二日目は17:00まで)
@nichijo_sahan
@akikoshirato
イベント詳細は各インスタグラムをご確認ください。
「秘密の場所で」
昨年12月の東京からスタートしたunefig.試着販売会。
春から初夏にかけて、南方と信州へ伺います。
ちょっと秘密めいた雰囲気で、お客さまおひとりおひとりとお話しながら、ゆっくり試着して頂けたらとの思いから企画しました。
ランジェリーを中心にラウンジウェアやアクセサリーも含む既出のコレクション一通りとユニセックスコレクションもお持ちします。
素敵な場所で魅力的な方たちとこのような機会を持てること、今から楽しみでなりません。
詳しい情報はunefig.や各会場のウェブサイト、インスタグラムに随時アップします。
予約の必要はありませんので、是非お気軽にお出掛けください。
2023.5.14
新アイテム、マルチクロスの受注会を行います。
“ becoming ”
release of multi cloth
2023.5.20(Sat.)–23(Tue.)
12:00–18:00
@ unefig.アトリエ
東京都台東区蔵前4-20-10 宮内ビル4F
店舗物件ではない事情もあり、予約制とさせて頂きます。
お手数ですが、ウェブサイトのcontactよりメールにて、他普段やり取りのあるメールやLINE、メッセンジャーやDMからでも構いませんので、ご希望の日時をご連絡ください。
一枚の布だけを発表してみたいと思った。シルク100%のシーツがあったらいいのにとリクエストを頂いて、それなら枕カバーも、パジャマもと考えるのがコレクションというものだろうが、どうしても一枚に絞りたかった。出来るだけ余計なことはせず、生地が内包している豊かさが伝わるように。
染め上がった生地が届くと、いつもしばらくうっとりする。何度も使って見慣れているはずでも、毎回、何てきれいなのだろうと見惚れる。一体どのようにしてこのような生地が生まれるのか。福井の機屋さんを訪ねた。機を織ると一口に言っても、実際に織る前にもたくさんの工程がある。織りやすくするために糸を糊付けし、準備する。中でも経糸を用意するための整経はとんでもなく複雑で、織る生地の種類や幅にあわせて必要な糸の本数を緻密に計算し、そのまま機に設置出来るようにきっちりと糸を並べ、まるでインスタレーションのように交差する糸を操り、信じられないくらい小さな穴に糸を一本ずつ通して順序を整えたりと、想像をはるかに超える作業の連続である。機織りが始まってからも放っておくわけではない。一人一人が各々何台かの機を受け持ち、糸を掛け替えたり、調子を確認したり、機械を使っていても、それは紛れもなく手仕事であった。不安定で手の掛かる自然素材が相手であるために、常に調整や工夫が必要で、機械にお任せといった風はちっともない。織り上がった後も精練等、染色前の仕上げの工程が続く。ここでは到底書き切れないが、原料を厳選し調達するところから、丁寧で地道で惜しみない仕事の積み重ね、そして飽くなきもの作りへの情熱によって、あの生地の独特の豊かさが生まれるのだと、どっしりと腑に落ちた。もっと端的に言えば、心底感動した。職人さんたちは真剣に、でも淡々と当たり前の顔をして働いていて、その姿は清々しく、この光景が永く失われないことを心から願った。
絹紡羽二重という生地は、通常の平織りが緯糸と同じ太さの経糸一本で織るのに対し、経糸を細い二本にして織るため、柔らかく、軽く、平らで滑らかに仕上がる。今回使用したような厚みのある生地では、経糸を三本にし、さらに密度を高める。経糸には生糸、緯糸には絹紡糸と使い分けることで、絹紡糸の特徴である落ち着いた光沢、空気を含んだふんわりとした肌触りも感じられる。羽二重は乾燥した地域では製織しにくいことから、古くから北陸地方で生産されてきた。訪れた機屋さんでは、加えて地下水を利用し、年間を通して湿気を保っているそうだ。また、福井の羽二重は、緯糸を水で濡らして織っていく「ぬれよこ」と呼ばれる製法を用いるため、より引き締まり、こしがあって丈夫な生地になるのだという。高度な技術を要するぬれよこ製織が出来るところは四軒にとどまる。厚手の生地となれば、一層難しい。伝統的には着物の裏地や礼服に使われてきたが、生地の性質や特徴から、マルチクロスという用途にも適していると考えた。
生地はすでに充分に満たされているのだから、それを壊すことなく、相応しい形を考えなければならない。その答えのひとつとして、マルチクロスを作った。名前の通り多様で自由な布。シーツとして、タオルケットのような軽めの掛け布団として、ソファカバーに、リラックスタイムにブランケットのように包まれば、身体中の疲れが抜けていくようでもある。シルクは夏は涼しく冬は暖かく、保湿性、吸水性、放湿性に優れている。一年中共に暮らせば、きっとあなたの肌とも溶け合っていくだろう。
生地の素晴らしさを伝えるために、詳細な工程を追うのとは違った、直に核心に触れるような方法が必要だと思った。それには、松原博子さんの写真が応えてくださった。写真に表れている美しさは、生地を構成する糸一本一本の持つ力であり、注ぎ込まれた果てしない時間と数え切れないほどの手の跡だと思う。繭から糸が生まれ、生地に成り、今はマルチクロスの形を伴い、変化の予感の中で、次の手と出会うのを待っている。時は流れ、生成と変化は終わることなく続いていく。
展示会では、サンプルをご覧頂き、マルチクロスのご注文を承ります。ネイビー、ライトグレーの二色展開、限定生産です。あわせて、既出コレクションの販売も致します。試着もお気軽にどうぞ。皆さまのご来場をお待ちにしています。
山本千夏 (ユンヌフィグ)
2023.5.11