「アール・デコとモード」展


三菱一号館美術館で開催中の「アール・デコとモード」展へ行ってきました。

アール・デコの幾何学的で直線的なデザイン、世界の文化や様式、技術が混ざり合い、ファッション、絵画、工芸といった境界を超えて生み出されたものには夢が溢れていて大好きです。

そして、何より女性たちが自由を手に入れ始めた時代。
コルセットからの解放、膝から下を出すことが許され、必然的に活動的になりました。

それに伴い、腕時計やコンパクト等、持ち歩くことを念頭に置いたものの世界も広がりました。
その中には美意識がぎゅっと凝縮されていて、観ていて飽きることがありません。

ポワレやシャネル、パトゥのドレスはどれも上質な素材が使われ、丁寧に縫われており、手の込んだ刺繍や装飾が施されているものもあれば、当時はかなり現代的であったであろうシンプルなものもありました。

全体を通して、最もよい意味での素朴さのようなものを感じました。
まだ人の手の気配が色濃くあり、混乱や余分な複雑さがなく、これはデザインや高い技術の表出とは別の話で、この時代の人々の考え方、生き方からもたらされる印象ではないかと思いました。

私も素朴さを失わず、もの作りを続けていきたいと思いました。

展覧会は1/25まで。
わぁ、きれい、わぁ、かわいい!とひたすらときめきながら観るのも楽しい展示だと思います。

https://mimt.jp/ex/artdeco2025/


2026.1.11