秋の山


再び一泊二日で山へ行ってきました。
山の中は秋の深まりも一歩進んでいて、場所によっては木々が色付いていたり、其処彼処に美味しそうなきのこが(眺めるだけで我慢)。


光を受ける白樺の木肌はプラチナのジュエリーのような輝きで、色々な鉱物が混ざったような土は力強い抽象画のようでした。


というより、人間はいつも自然の中からエッセンスをイメージや素材という形で取り出して、そばに置いておこうとするものだなぁとあらためて思いました。
自然から完全に離れた創作は少なく、どこまで洗練させるかの違いによって、現れてくるものが変わってくるということなのかなぁとも思ったり。
いかにも自然をそのまま写し(移し)ました!という感じのものより、すごく洗練されて抽象化されているけれど、かえって自然のエッセンスそのものだなと感じさせるようなものが好きです。
洗練という言葉も考え出すと難しい…。
いつも泊まる山小屋に一週間くらいいて、山を歩いたり、本を読んだり、温泉に入ったり、ぼーっとしたり、考えたいことを考えたりしたいなぁ。
電波が通じないのでメールチェックは出来ません♡


2022.9.29