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Denim shirts jacket


6th collectionとは別にもう一点、特別なアイテムを今回の展示会で発表いたします。

display Tokyo@display.tokyoとのコラボレーションによるDenim shirts jacketです。



スーピマコットン100%の滑らかで柔らかなデニムを使い、その名の通りシャツとジャケットの間のようなアイテムを作りました。
薄過ぎず厚過ぎず、ボタンを留めて一枚で着ても、前を開けてトップスやニット等に羽織ってもよい絶妙な生地厚です。
色は落ち着きのあるやや暗めのグレー、ボタンは水牛の角製のマットな黒を選び、カジュアルに偏らないようバランスを調整しました。
今回お披露目のLong v dress、Mesh top、V-neck knit、定番のUnisex long pantsにもぴったりです。
こちらもスリーシーズン活躍間違いなし。
我ながら、一枚あると本当に便利なアイテムだと思います。
袖口にはスリットを入れることで、ボタンがなくても脱着の問題がなく、折り返した時にもポイントになるよう工夫しました。
色はGrayのみ、S、Mサイズ展開。
Sはレディースサイズ、Sの2サイズアップ→Mで、Mはボタンがメンズ仕様ですが、男性はもちろん、女性がオーバーサイズめに着ても素敵です。
サイズを変えることで、ひとつのデザインで様々にコーディネイトをお楽しみいただけます。


unefig. 6th collection 
2024.6.20(Thu.)–23(Sun.)
12:00–18:00
ユンヌフィグ・アトリエにて
東京都台東区蔵前4-20-10 宮内ビル4F
会期中はどなたさまもお越しいただけます。
バイヤー、プレスの方のみ予約をお願いいたします。
前日までにlingerie@unefig.com、もしくは、メッセージやLINE等へご希望の日時をご連絡ください。


2024.6.21

Bangle


展示会開催中の6th collectionより各アイテムを紹介いたします。

六つ目はBangle。


漆工の杉田明彦さん @sugita_akihikoとのコラボレーションです。
麻布を躯体とし、漆を塗り重ねて形作る乾漆と呼ばれる技法が用いられています。
腕に沿う形を求め、開口部のサイズや全体のカーブ、麻布の枚数等、微調整を繰り返しました。
杉田さんが日頃から多用されている黒は、マットでどこかレザーを思わせる質感。
飽きない、そして媚びない格好よさです。
もうひとつは、私が最初に購入した杉田さんの器と同じ赤をリクエスト。
外側は上品で落ち着きのある赤、内側はマットな黒と塗り分けていただきました。
漆を塗っては研ぐを何度も繰り返し、独自の技術で生み出されるテクスチャーは、ひとつとして同じものがありません。
積み重ねられた層の結果として、最後にこの複雑な表情が生まれます。
アクセサリーはこれひとつで、コーディネイトに力強さと奥行きを与えます。
色はBlackとRed、フリーサイズです。


unefig. 6th collection 
2024.6.20(Thu.)–23(Sun.)
12:00–18:00
ユンヌフィグ・アトリエにて
東京都台東区蔵前4-20-10 宮内ビル4F
会期中はどなたさまもお越しいただけます。
バイヤー、プレスの方のみ予約をお願いいたします。
前日までにlingerie@unefig.com、もしくは、メッセージやLINE等へご希望の日時をご連絡ください。


“foundation”
ファンデーションは、土台、基礎、根拠といった意味を持つ。物事の始まりを思わせるこの言葉からは、同時に、環を描くようにしてまた戻ってくる最終地点までをも連想させ、そのイメージは土へと繋がる。全ては土から生まれ、土に帰っていく。着る人が根を張ってすっくと立っていられ、何度でも手に取り、着る人の礎となるようなシンプルなコレクションを作りたいと思った。下着か洋服か、部屋の内外、カジュアルかフォーマルかといった境界線を超え、今の私はこれで恥ずかしくないだろうかなどと考える必要もなく、肌には気持ちよさだけを感じ、身体は自由で、心は柔らかくいられるようなものを。結局のところ、人が最も美しく見える瞬間は、今何を着ているかなんて忘れて、その人らしく自然体でいる時だと素直に思う。忘れるためには、逆説的に、徹底的に考える必要がある。それがunefig.の一貫したテーマであり、六つ目のコレクションはそのひとつの答えでもある。
展示会では、サンプルをご覧いただき、6thコレクションのご注文を承ります。既出コレクションの販売もいたします。試着もお気軽にどうぞ。皆さまとお会い出来ますこと、楽しみにお待ちしています。
山本千夏 (ユンヌフィグ—unefig. )


photos: Hiroko Matsubara 
hair makeup: Hiroko Ishikawa(eek) 
model: hitomi(AMAZONE) 


2024.6.20

V-neck knit


展示会開催中の6th collectionより各アイテムを紹介いたします。

五つ目はV-neck knit。



初めてニットにも取り組みました。
ニットといえば秋冬のイメージが強いですが、衣替えの必要のない、出来るだけ長い時期着られるものを作りたいと思い、カシミヤとシルク50%ずつ混紡の糸を選びました。
サンプルが上がってきてから数ヶ月着用しているのですが、つい最近の少し冷えた日にも大活躍で、真夏以外のスリーシーズン活躍すること間違いなしと実感しました。
非常に細く長い繊維を使用しているため、とても柔らかく、軽やかで、極上の肌触りです。
ホールガーメントで極力装飾を排し、シンプルさを追求しました。
Y-back braにニットだけでも、今回お披露目となるMesh topと重ねても、様々にお楽しみいただけます。
ゆったりしたラインからはリラックスした雰囲気を、首からデコルテ、肩へと流れるVネックからは少しのフェミニンさを。
胸元が開かない方がお好きな方は、T-back braやType-u tankと合わせると安心してご着用いただけると思います。
色はBlack、Beige、フリーサイズです。


unefig. 6th collection 
2024.6.20(Thu.)–23(Sun.)
12:00–18:00
ユンヌフィグ・アトリエにて
東京都台東区蔵前4-20-10 宮内ビル4F
会期中はどなたさまもお越しいただけます。
バイヤー、プレスの方のみ予約をお願いいたします。
前日までにlingerie@unefig.com、もしくは、メッセージやLINE等へご希望の日時をご連絡ください。

“foundation”
ファンデーションは、土台、基礎、根拠といった意味を持つ。物事の始まりを思わせるこの言葉からは、同時に、環を描くようにしてまた戻ってくる最終地点までをも連想させ、そのイメージは土へと繋がる。全ては土から生まれ、土に帰っていく。着る人が根を張ってすっくと立っていられ、何度でも手に取り、着る人の礎となるようなシンプルなコレクションを作りたいと思った。下着か洋服か、部屋の内外、カジュアルかフォーマルかといった境界線を超え、今の私はこれで恥ずかしくないだろうかなどと考える必要もなく、肌には気持ちよさだけを感じ、身体は自由で、心は柔らかくいられるようなものを。結局のところ、人が最も美しく見える瞬間は、今何を着ているかなんて忘れて、その人らしく自然体でいる時だと素直に思う。忘れるためには、逆説的に、徹底的に考える必要がある。それがunefig.の一貫したテーマであり、六つ目のコレクションはそのひとつの答えでもある。
展示会では、サンプルをご覧いただき、6thコレクションのご注文を承ります。既出コレクションの販売もいたします。試着もお気軽にどうぞ。皆さまとお会い出来ますこと、楽しみにお待ちしています。
山本千夏 (ユンヌフィグ—unefig. )


photos: Hiroko Matsubara 
hair makeup: Hiroko Ishikawa(eek) 
model: hitomi(AMAZONE) 


2024.6.20

Mesh top


本日より展示会が始まりました6th collectionから各アイテムを紹介いたします。

四つ目はMesh top。


少し大胆に見えるかもしれませんが、一枚あると着こなしの幅が大きく広がります。
網目が細かいので、肌にのせた時の透け具合が上品で、セクシーになり過ぎません。
既出のY-back-braやT-back braといったトップス感覚でつけられるブラと組み合わせて、さらにT-back braとType-u tankを重ねるとてらいなくお楽しみいただけると思います。
背中側が少し開いているので、ブラの一部を見せてポイントに。
そして前後逆にして着用することも出来ます。
今回お披露目となるLong v dressやLong vest、V-neck knitとの相性もぴったりです。
シルク100%で、繊細ながら意外に丈夫。
メッシュ素材といえば化学繊維がほとんどの昨今。
現在あるだけで終わりの貴重な生地。
色はBlack、Gray、Beige、S,Mサイズ展開です。


unefig. 6th collection 
2024.6.20(Thu.)–23(Sun.)
12:00–18:00
ユンヌフィグ・アトリエにて
東京都台東区蔵前4-20-10 宮内ビル4F
会期中はどなたさまもお越しいただけます。
バイヤー、プレスの方のみ予約をお願いいたします。
前日までにlingerie@unefig.com、もしくは、メッセージやLINE等へご希望の日時をご連絡ください。


“foundation”
ファンデーションは、土台、基礎、根拠といった意味を持つ。物事の始まりを思わせるこの言葉からは、同時に、環を描くようにしてまた戻ってくる最終地点までをも連想させ、そのイメージは土へと繋がる。全ては土から生まれ、土に帰っていく。着る人が根を張ってすっくと立っていられ、何度でも手に取り、着る人の礎となるようなシンプルなコレクションを作りたいと思った。下着か洋服か、部屋の内外、カジュアルかフォーマルかといった境界線を超え、今の私はこれで恥ずかしくないだろうかなどと考える必要もなく、肌には気持ちよさだけを感じ、身体は自由で、心は柔らかくいられるようなものを。結局のところ、人が最も美しく見える瞬間は、今何を着ているかなんて忘れて、その人らしく自然体でいる時だと素直に思う。忘れるためには、逆説的に、徹底的に考える必要がある。それがunefig.の一貫したテーマであり、六つ目のコレクションはそのひとつの答えでもある。
展示会では、サンプルをご覧いただき、6thコレクションのご注文を承ります。既出コレクションの販売もいたします。試着もお気軽にどうぞ。皆さまとお会い出来ますこと、楽しみにお待ちしています。
山本千夏 (ユンヌフィグ—unefig. )


photos: Hiroko Matsubara 
hair makeup: Hiroko Ishikawa(eek) 
model: hitomi(AMAZONE) 


2024.6.20

Unisex long pants


6/20より展示会の6th collectionより各アイテムを紹介いたします。

三つ目はUnisex long pants。


品名の通り、性別を問わずご好評いただいており、リピートしてくださる方も多いアイテムです。
私自身も一年中履いています。
吸湿放湿性があるため、汗をかいてもベタつかず、また、速乾性もあるため、汗が乾かないまま冷房の部屋に入って冷えるという心配もありません。
ところが冬は暖かいという本当に素晴らしい性質を持ったシルク。
肌触りのよさはもちろん、その機能性から四季を通して快適に過ごすことが出来ます。
既出のブラック、ネイビーに加え、新色ブラウンを作りました。モカのような優しくシックな色合いです。
そして、XSからLまでと一層様々な体型の方にご着用いただけるサイズへと発展させました。
合わせるものや季節を問わない万能の一着。
やや厚手でしっかりとした生地で、シルク100%。
光沢は控えめですので、華やかになり過ぎず、シルクは着たことがないという方にも手に取っていただきやすいアイテムです。


unefig. 6th collection 
2024.6.20(Thu.)–23(Sun.)
12:00–18:00
ユンヌフィグ・アトリエにて
東京都台東区蔵前4-20-10 宮内ビル4F
会期中はどなたさまもお越しいただけます。
バイヤー、プレスの方のみ予約をお願いいたします。
前日までにlingerie@unefig.com、もしくは、メッセージやLINE等へご希望の日時をご連絡ください。

“foundation”
ファンデーションは、土台、基礎、根拠といった意味を持つ。物事の始まりを思わせるこの言葉からは、同時に、環を描くようにしてまた戻ってくる最終地点までをも連想させ、そのイメージは土へと繋がる。全ては土から生まれ、土に帰っていく。着る人が根を張ってすっくと立っていられ、何度でも手に取り、着る人の礎となるようなシンプルなコレクションを作りたいと思った。下着か洋服か、部屋の内外、カジュアルかフォーマルかといった境界線を超え、今の私はこれで恥ずかしくないだろうかなどと考える必要もなく、肌には気持ちよさだけを感じ、身体は自由で、心は柔らかくいられるようなものを。結局のところ、人が最も美しく見える瞬間は、今何を着ているかなんて忘れて、その人らしく自然体でいる時だと素直に思う。忘れるためには、逆説的に、徹底的に考える必要がある。それがunefig.の一貫したテーマであり、六つ目のコレクションはそのひとつの答えでもある。
展示会では、サンプルをご覧いただき、6thコレクションのご注文を承ります。既出コレクションの販売もいたします。試着もお気軽にどうぞ。皆さまとお会い出来ますこと、楽しみにお待ちしています。
山本千夏 (ユンヌフィグ—unefig. )


photos: Hiroko Matsubara 
hair makeup: Hiroko Ishikawa(eek) 
model: hitomi(AMAZONE) 


2024.6.19

Long vest


6/20より展示会の6th collectionより各アイテムを紹介いたします。

二つ目はLong vest。


発売以来ご好評いただいているGownの袖を除いた形。
既出のタンクトップ類、Mesh camiやMesh slip、Unisex long pantsともぴったりですし、今回お披露目となるLong v dressやMesh topに重ねるとコーディネイトに奥行きが生まれます。
羽織るだけで縦方向が強調され、すっきりとした印象に。
着こなしに少しひねりがほしいなとという時に、もしくは総柄や鮮やかな色の洋服を柔らかく着たい時にも便利です。
Scarf beltでウエストマークをすると、また違った表情が楽しめます。
シンプルな色は土を思わせるブラウンと定番のブラック、Freeサイズです。


unefig. 6th collection 
2024.6.20(Thu.)–23(Sun.)
12:00–18:00
ユンヌフィグ・アトリエにて
東京都台東区蔵前4-20-10 宮内ビル4F
会期中はどなたさまもお越しいただけます。
バイヤー、プレスの方のみ予約をお願いいたします。
前日までにlingerie@unefig.com、もしくは、メッセージやLINE等へご希望の日時をご連絡ください。


“foundation”
ファンデーションは、土台、基礎、根拠といった意味を持つ。物事の始まりを思わせるこの言葉からは、同時に、環を描くようにしてまた戻ってくる最終地点までをも連想させ、そのイメージは土へと繋がる。全ては土から生まれ、土に帰っていく。着る人が根を張ってすっくと立っていられ、何度でも手に取り、着る人の礎となるようなシンプルなコレクションを作りたいと思った。下着か洋服か、部屋の内外、カジュアルかフォーマルかといった境界線を超え、今の私はこれで恥ずかしくないだろうかなどと考える必要もなく、肌には気持ちよさだけを感じ、身体は自由で、心は柔らかくいられるようなものを。結局のところ、人が最も美しく見える瞬間は、今何を着ているかなんて忘れて、その人らしく自然体でいる時だと素直に思う。忘れるためには、逆説的に、徹底的に考える必要がある。それがunefig.の一貫したテーマであり、六つ目のコレクションはそのひとつの答えでもある。
展示会では、サンプルをご覧いただき、6thコレクションのご注文を承ります。既出コレクションの販売もいたします。試着もお気軽にどうぞ。皆さまとお会い出来ますこと、楽しみにお待ちしています。
山本千夏 (ユンヌフィグ—unefig. )


photos: Hiroko Matsubara 
hair makeup: Hiroko Ishikawa(eek) 
model: hitomi(AMAZONE) 


2024.6.18

Long v dress


6/20より展示会の6th collectionより各アイテムを紹介いたします。

まずはLong v dress。


深めに開いた胸元が特徴で、裾に向かって豊かに広がるゆったりめのシルエット。
袖は一般的なノースリーブより少しだけ幅を出し、特に後ろから見た時の腕のラインがきれいに収るよう工夫しました。
ただバサっと着れば他にすることは何もありません。
あとは、アクセサリーや上に羽織るもので印象をがらりと変えることも出来そうです。
胸元を潔く開ける場合にはY-back braとTriangle tank、インナーの重なりを楽しみたい場合にはT-back braとType-u tankとの組み合わせがおすすめ。
今回お披露目となるMesh topとの重ね着もきれいだと思います。
色はBlackBrownS,Mサイズ展開です。

unefig. 6th collection 
2024.6.20(Thu.)–23(Sun.)
12:00–18:00
ユンヌフィグ・アトリエにて
東京都台東区蔵前4-20-10 宮内ビル4F
会期中はどなたさまもお越しいただけます。
バイヤー、プレスの方のみ予約をお願いいたします。
前日までにlingerie@unefig.com、もしくは、メッセージやLINE等へご希望の日時をご連絡ください。

“foundation”
ファンデーションは、土台、基礎、根拠といった意味を持つ。物事の始まりを思わせるこの言葉からは、同時に、環を描くようにしてまた戻ってくる最終地点までをも連想させ、そのイメージは土へと繋がる。全ては土から生まれ、土に帰っていく。着る人が根を張ってすっくと立っていられ、何度でも手に取り、着る人の礎となるようなシンプルなコレクションを作りたいと思った。下着か洋服か、部屋の内外、カジュアルかフォーマルかといった境界線を超え、今の私はこれで恥ずかしくないだろうかなどと考える必要もなく、肌には気持ちよさだけを感じ、身体は自由で、心は柔らかくいられるようなものを。結局のところ、人が最も美しく見える瞬間は、今何を着ているかなんて忘れて、その人らしく自然体でいる時だと素直に思う。忘れるためには、逆説的に、徹底的に考える必要がある。それがunefig.の一貫したテーマであり、六つ目のコレクションはそのひとつの答えでもある。
展示会では、サンプルをご覧いただき、6thコレクションのご注文を承ります。既出コレクションの販売もいたします。試着もお気軽にどうぞ。皆さまとお会い出来ますこと、楽しみにお待ちしています。
山本千夏 (ユンヌフィグ—unefig. )

photos: Hiroko Matsubara 
hair makeup: Hiroko Ishikawa(eek) 
model: hitomi(AMAZONE) 


2024.6.17

6th collection展示会のお知らせ


洋服に取り組みました、新しいコレクションお披露目のご案内です。

unefig. 6th collection 
2024.6.20(Thu.)–23(Sun.)
12:00–18:00
ユンヌフィグ・アトリエにて
東京都台東区蔵前4-20-10 宮内ビル4F
会期中はどなたさまもお越しいただけます。
バイヤー、プレスの方のみ予約をお願いいたします。
前日までにlingerie@unefig.com、もしくは、メッセージやLINE等へご希望の日時をご連絡ください。

“foundation”
ファンデーションは、土台、基礎、根拠といった意味を持つ。物事の始まりを思わせるこの言葉からは、同時に、環を描くようにしてまた戻ってくる最終地点までをも連想させ、そのイメージは土へと繋がる。全ては土から生まれ、土に帰っていく。着る人が根を張ってすっくと立っていられ、何度でも手に取り、着る人の礎となるようなシンプルなコレクションを作りたいと思った。下着か洋服か、部屋の内外、カジュアルかフォーマルかといった境界線を超え、今の私はこれで恥ずかしくないだろうかなどと考える必要もなく、肌には気持ちよさだけを感じ、身体は自由で、心は柔らかくいられるようなものを。結局のところ、人が最も美しく見える瞬間は、今何を着ているかなんて忘れて、その人らしく自然体でいる時だと素直に思う。忘れるためには、逆説的に、徹底的に考える必要がある。それがunefig.の一貫したテーマであり、六つ目のコレクションはそのひとつの答えでもある。
コレクションは六つのアイテム、土を思わせるブラウン、ベージュ、ブラックを中心とした色展開で構成されます。Long v dressは、深めに開いた胸元が特徴で、裾に向かって豊かに広がるゆったりめのシルエット。袖は一般的なノースリーブより少しだけ幅を出し、特に後ろから見た時の腕のラインがきれいに収るよう工夫しました。Long vestは、発売以来ご好評いただいているGownの袖を除いた形。Long v dressやMesh topともぴったりです。羽織るだけで縦方向が強調され、すっきりとした印象に。Unisex long pantsは新色のブラウンを加え、XSからLまでと様々な体型の方にご着用いただけるサイズへと発展させました。合わせるものや季節を問わない万能の一着。全てやや厚手のしっかりとしたシルク100%の生地で、光沢は控えめです。Mesh topは、大胆に見えるかもしれませんが、一枚あると着こなしの幅が大きく広がります。既出のブラやタンクトップと重ねてお楽しみください。こちらもシルク100%で、繊細ながら意外に丈夫。現在あるだけで終わりの貴重な生地です。そして、初めてニットにも取り組みました。スリーシーズン活躍しそうなV-neck knitはホールガーメントで極力装飾を排しました。カシミヤとシルク50%ずつの混紡で、軽やかで柔らかく、極上の肌触りです。フリーサイズのラインからはリラックスした雰囲気を、首からデコルテ、肩へと流れるVネックからは少しのフェミニンさを。とっておきのバングルは、漆工の杉田明彦さんとのコラボレーションです。麻布を躯体とし、漆を塗り重ねて形作る乾漆と呼ばれる技法が用いられています。腕に沿う形を求め、微調整を繰り返しました。複雑な漆の表情は見飽きることがなく、コーディネイトに力強さと奥行きを与えます。
展示会では、サンプルをご覧いただき、6thコレクションのご注文を承ります。既出コレクションの販売もいたします。試着もお気軽にどうぞ。皆さまとお会い出来ますこと、楽しみにお待ちしています。
山本千夏 (ユンヌフィグ—unefig. )


photos: Hiroko Matsubara @hirokomatsbaraa
hair makeup: Hiroko Ishikawa(eek) @hiroko.ishikawa.eek
model: hitomi(AMAZONE) @hitomiblount @amazone_models 


2024.6.15

LiniE × unefig. exhibition 終了


最終日の夕焼けがとてもきれいでした。

昨日でスパイラルでの展覧会” in her room “が終了いたしました。
お出掛けくださった皆さま、気に掛けてくださった皆さま、誠にありがとうございました。
気心の知れた方からは、こんな明るい場所で!大丈夫??と言われて大笑い。
普段は自分のアトリエや親しい方のスペースでの販売会開催がほとんどなので、今回のようなオープンな場所で品物を見ていただくのは初めてでした。
自分でも大丈夫か?!と思いつつ、あっという間の一週間。
知ったお顔が見えたり、久しぶりの再会、オンラインショップでご購入くださっているお客様とお会い出来たり、気になっていたという方が手に取ってくださったりと、嬉しいことがたくさんありました。
いただいたお気持ちを少しずつでもお返し出来るよう、また一歩ずつ精進してまいります。
LiniEとご一緒させていただくことで、ジュエリーの魅力を知り、もの作りの姿勢やお客様への伝え方等、学ぶことも多く、この場所ならではの経験をさせていただきました。
展示にお誘いくださったLiniEの文栄さん、販売をサポートしてくださったスタッフの皆さま、会場設営に尽力してくださったes quartの鈴木さん、そして、準備段階から搬出まで大変お世話になったスパイラルの皆さまに心よりお礼申し上げます。

Showcaseという名前のついたスペースでしたが、行き交う人々を眺めていると、こちらが見られているようで、何か長い物語を観ているような気分になった一週間でした。


2024.6.14

スパイラルでの展覧会開催中!


青山スパイラル1階のshowcaseでの展覧会は13日(木)まで。
展示風景ご紹介します。




今回ご一緒させていただいているジュエリーブランドLiniE。
デザイナーの文栄さんとの出会いから、ネックレスを愛用しています。
ネックレスを購入する時も、展覧会が始まってからのここ数日も実感しているのですが、見るのと身に付けるのでは随分違うということ。
洋服やランジェリーもそういうところはありますが、LiniEのジュエリーは特に!
ひとつと同じでないユニークな天然石という要素も大きいかと思いますが、ぴったりのものが見つかると、不思議とご本人も石も輝きを増します。
その人の持っている雰囲気、お好きなテイスト、肌の色のみならず、何かタイミングが大きな要素を占めているようです。
納まるべきところに納まると、おすすめしている方もお客さまも、はっきりと間違いないとわかる瞬間があります。
もので全てが解決するわけではないけれど、ものからもらった力で心が弾んだり、一歩を踏み出したり、やはり確実に私たちの人生に影響を及ぼすなと思います。
よい出会いを得たお客さまの晴れやかなお顔を見ると、こちらまで嬉しくなります。
今日もよい出会いがありますように!

LiniE × unefig. exhibition
2024.6.7(Fri.)ー13(Thu.)
11:00-19:00
*デザイナー在店日は各インスタグラムをご確認ください。

” in her room “
朝起きてから夜眠りにつくまで、彼女の一番近くにあり、一日のほとんどを共に過ごす、親密な存在であるジュエリーとランジェリー。それは欠かすことの出来ないお守りのようでもあり、高揚感を与えてくれる甘いお菓子のようでもある。新しい今日は、彼女の部屋から始まる。

Showcase(Spiral1F) 
〒107-0062
東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F
tel 03-3498-4015(Entrance)


LiniE リニエ
CONNECT with NATURE, PEOPLE and ME
自然・人・自分自身と繋がり、
内なる光を輝かせるジュエリー。
https://www.linie.jp
@linie_official

unefig. 
ユンヌフィグ着心地のよさ、身につける楽しみを備えた、シルクランジェリーやウェア、アクセサリーの提案。
@unefig_japan


展示協力:
es quart @esquart_galerie


2024.6.11